気仙沼での講演会に参加しました。



【参加報告】気仙沼市医師会学術講演会 ARNI×Stroke に登壇しました


2025年5月29日、気仙沼市で開催された「気仙沼市医師会学術講演会」にて、「脳卒中と高血圧を考える」というテーマのもと、特別講演を担当させていただきました。


本講演会は、現地会場とZoomを併用したハイブリッド形式で行われました。一般講演では大友完先生(大友医院 院長)による「脳卒中診療でARNIは活躍できるのか?」というご講演があり、臨床の最前線からの知見を学ぶことができました。


私は、「脳卒中をひきおこす脊髄の病気:その特徴と治療の実際」と題し、頭蓋頚椎移行部病変や脊髄血管障害を中心に、診断から治療までの実際について講演しました。特に、神経外科医の立場から“見逃されやすい脊髄病変”への注意喚起を行うことができ、有意義な時間となりました。


総合座長は、当院に勤務していた針生新地先生(気仙沼市立病院 脳神経外科)でした。久しぶりに彼の元気な姿を見られて、本当に嬉しく思いました。針生先生が地域医療の現場で活躍している様子は、頼もしく感じました。


講演後の懇親会では、気仙沼市立病院の院長先生をはじめ、同院で勤務する若手研修医の先生方とも交流しました。彼らはいずれも東北医科薬科大学の卒業生で、共通の話題も多く、大いに盛り上がりました。地域に根差して頑張っている卒業生たちと語らうことで、母校のつながりの強さと将来への期待を改めて感じました。


このたびお招きいただいた気仙沼市医師会、森田会長そして大塚製薬の皆さまに心より感謝申し上げます。学術的な議論に加え、人的な交流を通じて多くの刺激と元気をいただく貴重な機会となりました。