第49回日本脳神経外傷学会にて発表を行いました
2026年2月20日・21日にウインクあいちにて開催された第49回日本脳神経外傷学会において、当科から研究発表を行いました。
本学会のテーマは「脳神経外傷学の未来 ― ネクストステージへのキーワード ―」であり、脳・脊髄外傷の基礎研究から臨床、リハビリテーション、地域連携に至るまで幅広い議論が行われました。
当科からはシンポジウムにおいて
「脊髄損傷後の脳の変化と脊髄損傷治療」
について発表しました。
脊髄損傷は運動・感覚障害のみならず、中枢神経系全体に長期的な影響を及ぼすことが知られつつあります。本発表では、MRI解析を用いた脊髄損傷後の脳内構造変化に関する知見を提示し、これらの変化が機能回復や合併症の発症とどのように関連するかについて検討しました。
脊髄のみならず脳を含めた中枢神経系全体を一つのネットワークとして捉える視点は、今後の脊髄損傷治療戦略を考える上で重要であり、
・機能回復の予測
・リハビリテーション介入の最適化
・新規治療開発
につながる可能性が示唆されました。
会場では多くの先生方と活発な意見交換を行うことができ、脊髄損傷治療の今後の方向性について大変有意義な議論となりました。
今回の学会で得られた知見を今後の臨床および研究に還元し、脊髄損傷患者さんの機能回復とQOL向上に貢献できるよう取り組んでまいります。




