高知で開催された光線力学関連学会に参加してきました

高知で開催された光線力学関連学会に参加してきました
2026年5月22日〜23日に高知で開催された、第36回日本光線力学学会学術講演会、ならびに第22回日本脳神経外科光線力学学会に参加してまいりました。
会場は、新来島高知重工ホール。
今回のテーマは、
「光線医療の想造
Imagine and Create PhotoDynamic Medicine」
という非常に印象的なものでした。
光線力学療法(PDT)を中心に、基礎研究から臨床応用まで幅広い議論が行われ、改めてこの分野の発展の勢いを実感しました。脳神経外科領域のみならず、さまざまな診療科・研究分野との融合が進んでおり、多くの刺激を受ける機会となりました。
特に心に残ったのは、いつも脊髄腫瘍への光線力学的療法研究でお世話になっている秋元治朗先生、そして野本貴大先生のご講演でした。
秋元先生のご講演では、現在もなお新しい治療や研究に挑戦し続けておられる姿に深く感銘を受けました。長年第一線を走り続けながらも、現状に満足せず、常に未来を見据えて新しい領域へ踏み出される姿勢には大きな勇気をいただきました。
また、野本先生のご講演も大変先進的なものでした。
野本研究室(THE NOMOTO LAB)では、DDS(Drug Delivery System)を基盤として、光線力学療法(PDT)やBNCTなど次世代光医療の研究が進められており、基礎科学と医療応用を高次元で融合させた取り組みが行われています。
今回のご講演は、「未来の光線医療」を強く予感させる内容であり、臨床に携わる立場としても大いに視野が広がる思いでした。
学会の合間には、高知の歴史や自然にも触れることができました。
桂浜では、青く広がる太平洋と穏やかな海岸風景を眺めながら、高知ならではの心地よい空気を感じました。坂本龍馬像の前にも立ち寄り、幕末の志士たちが見たであろう海を前に、自然と気持ちが引き締まる思いでした。
また、高知城も訪問しました。現存天守を有する歴史ある城郭であり、城下町の雰囲気も含めて非常に趣深く、高知の歴史と文化を肌で感じる貴重な時間となりました。
さらに、高知名物の鰹のたたきも堪能しました。藁焼きの香ばしさと新鮮な味わいは格別で、学会だけでなく高知そのものの魅力も存分に味わうことができました。
学会に参加すると、最新の知見を学べるだけでなく、多くの先生方との交流を通じて新しい視点を得ることができます。今回得た学びと刺激を、今後の診療・研究・教育にしっかり活かしていきたいと思います。
素晴らしいご講演を拝聴させてくださった先生方、そして運営に携わられた皆様に心より感謝申し上げます。